


●熊本地震の義援金をお届けいたしました
この春に起こりました熊本震災では、大変な被害が報告され、いまだに避難所での生活を強いられている方もいらっしゃると聞いております。
そのようなか、全国認定こども園協会では震災後すぐに、全国の会員の皆様方に呼びかけ、義援金を募りましたところ、総額6,729,455円もの温かな気持ちが詰まったお金が集まりました。
この義援金は、熊本の会員園の方々に直接役立てていただこうという趣旨でお集めしたので、すぐにお届けせねばならないところでしたが、長引く余震や熊本の状況が混乱していたために、なかなかお届けできずにおりました。
やっと、この9月24日(土)に若盛代表と九州地区代表として王寺が会員園11園(平成27年度末時点の会員)にお届けすることができました。
まず、見舞金として被害がなかった園にも、各園200,000円ずつ分け、残金は被害状況から分配率を決めてお渡しいたしました。
その中で、1園は被害がなく見舞金もご辞退されましたので、残金に加えて他の園にお配りいたしました。
各園訪問し、園長先生方とお話をさせていただき、震災当時のお話をお聞きすることもできましたし、何より、前向きに園児さん達のために頑張っていこうとされる各園の先生方のお姿を拝見し、私たちのほうが勇気づけられるようでした。
熊本市内はずいぶん復興への兆しも見えてはいたものの、近隣の市町ではやっと仮設住宅が少し建ち始めたような状態で、まだまだ時間がかかるのではないかと感じました。
しかし、全国の会員の皆様方の温かな思いは、しっかりと各園長先生方の心に届いたと思います。どうぞ、これからも、その思いを熊本の皆さまに送り続けていただければと思うばかりです。
がんばれ!熊本!
平成28年9月28日
特定非営利活動法人全国認定こども園協会
若盛 正城 王寺 直子